前回は心理学で有名な「ヤマアラシのジレンマ」について
お伝えしました。

もう一度お伝えしますと、こんな寓話なんです。
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冬の寒い日に、ヤマアラシの群れが
お互いの体をくっつけて温め合おうとしました。
しかし、双方の針毛が刺さり痛くて
すぐに離れてしまいます。
離れると寒いのでまた体を寄せ合いますが、
やはり針毛が痛くてくっついていられません。
ヤマアラシたちはくっついたり離れたりを繰り返して、
いい距離を見つけることができたのです。
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誰もがヤマアラシ、
寒いし、近づきたい。
でも
相手を傷つけたくないし、
自分も傷つきたくない。
このジレンマがよくわかりますね。
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◆変化は増えていく
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これからの時代は
どんどん変化が増えていく。
もともと、
自分のことだけを考えていた
20代から、
だんだん、周りの人、
子供や家族を持つ人もいるでしょう。
生きているだけで、
変化が起きます。
さらに、
変化の多い時代という要素が
加わります。
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◆イライラが激増
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そんな時代には、
女性のストレスは増していきます。
お子さんたちを育てるストレスも
あるでしょう。
ご実家を心配する方もいるでしょう。
あるいは
ご主人がストレスにさらされて、
あなたは心配かもしれません。
さらにそれが進んで、
それがあなたの心に
影を落としているかもしれません。
ふだんから、ご夫婦仲がよくない場合は
すべてにおいて、家族中のイライラが
お母さん一人にぶつけられやすくなります。
「子供をたたいてしまうかも」
「子供をぶってしまいました」
「夫とはもう口もききたくない」
そんな方もいらっしゃるでしょう。
なぜ、感情が大事なんでしょう?
イライラしている。
そうわかっているだけでは、
足りないのでしょうか?
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◆感情がなぜ大事?
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怒りは、第二次感情です。
その前に、不安、悲しみなどが
たいていあるのです。
「家族のために収入を守りたいから
成果を出したい。
変化が大きい。
いつ解雇されるかわからない。
とにかく頑張らなければ」
ご主人に、
そんな感情があるかもしれません。
この場合は、もともとは
「家族のために安定収入を得ていかなければ!」
そんな愛情があるのに、
現実では、奥さんに
あるいは夫に怒鳴り散らしているかもしれません。
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◆イライラをさかのぼろう
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大事なのは、
なぜイライラを感じているのか?
何度も自分に
尋ねていくことなんです。
すると
ここで書いた例のように、
原因までたどり着けます。
ここまで来たら、
この流れを
正直に相手に伝えることです。
言語化するのは、
とても難しいです。
思ってもいないことは言えない。
そんな抵抗を表す人もいます。
でもね、
イライラに振り回されて、
大事な家族を傷つけないようにしてください。
ぜひ、
あなた自身の感情に、
敏感になってくださいね!
振り回されるのとは、違うんです。
このあたり、
ぜひ、気を付けてくださいね。
ご自分の感情の変化、
ささやかなサインに、
気を配ってくださいね!
こんな風に、人間関係には、大切なことがたくさんあります。
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