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ヴォルテの講師

小野恵美

スイスのドルナッハで言語造形をマスターし
27年がたちました。

卒業後はハンガリーのオイリュトミーアカデミーと、
シュタイナー教育私立大学で
言語芸術学科の講師を2年、務めました。

日本に帰国して25年
目の前の方に
温かく、真摯に向かい合うことだけに専念し、
延べ3,000名の方にレッスンをしてまいりました。

決して平たんな道ではありませんでした。
迷うこともありました。

けれどもひとりで歩むとき
私はひとりでは、ありませんでした。

多くの方に出会い、
そのときどきで温かい励まし
ご鞭撻をちょうだいしてまいりました。

この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。

シュタイナーの7年周期では、
21歳は成人にあたります。

ヴォルテも21歳、
おかげさまで、成人になることができました。

「わたし」から「わたしたち」へ
成長することができました。

これからも目の前の一人一人の方に
温かく、真摯に向かい合い、
共に歩んでまいります。

人は変わることができます。

大人が変わる姿は美しいです。

それがわたしたちのミッションです。

これからも末永く
よろしくお願いいたします。

株式会社ヴォルテ 代表取締役 小野恵美

経歴

13歳の時 『ミュンヘンの中学生』という本に出会う。
この本に出会い、シュタイナー学校の生徒になりたいと思いました。
受験校に通っていましたが願いを捨てきれず、高校3年になると早朝のアルバイトをし、夜はドイツ語を学び、渡独を準備しました。

卒業させてくださったばかりか、カメラをプレゼントしてくださって多大な理解を示して下さった先生方には感謝でいっぱいです。
渡独後はシュヴェービッシュ・ハルのゲーテインスティテュートで半年、ドイツ語を学びました。

「18歳は年をとりすぎで、シュタイナー学校の生徒にはなれない」と言われ愕然としましたが、この学校を紹介され、ここで言語造形に出会いました。
今でも初めてのレッスンで受けた「すごい!」という感覚を覚えています。
全寮制でスケジュールが詰まっていたのですが、暇があると言語造形の練習をしたり、図書室でシュタイナーの箴言集を書き写したり、言葉が好きでした。

オーディションに備え、半年前から住み込みの仕事でドルナッハに移り住みました。
入学後は毎週のように演劇やオイリュトミー公演を見たり、理事が学校で講座を受け持ってくれたり、ゲーテアヌムの大ホールも空いている時に稽古ができたり、恵まれた環境でした。
青春を過ごした場所です。
ゲーテアヌムのインフォメーションデスクでアルバイトしていたので、各国のいろいろな人に出会いました。

フライブルグ ゲーテ・インスティトゥート ドイツ語資格ZOP取得(Sehr gut)

オイリュトミーアカデミー、私立ヴァルドルフ教育大学にて言語造形学科の講師

子供たちの治癒教育(言語造形の個人レッスン)大人たちとは自作の脚本を上演

ドイツ語と日本語は違けれど、言語造形として何が共通してるのか?
と問い続けてきました。帰国後はワークショップや講座を作ることの中に答えを見出しました。

日本語と文学について学びました

▶︎2013年 尾山台スタジオ新設

▶︎2021年 スタジオ移転

公演

1998年 ハンガリーとベルリン 朗読開始
   ドイツ語詩のアンソロジー出版
2000年 Vol.1『揺らぐ炎』
2002年 Vol.2『橋をわたる』
2005年 Vol.3 “Tanz an der Peripherie”(境界線上の踊りベルリン)
   これ以降、年に2回、春と秋に現地の詩人たちと
   ベルリンで朗読会を行う
2011年 恵矢 朗読会vol.9『光の中で君は泣き』で
   日本での朗読会を再開
2015年 恵矢の朗読ライブ『PIECES』シリーズで
   二ヶ月に一度のライブを開始
2016年9月よりOpenMic SPARKE!!!!!を共同主催 
   連詩の会「Linked Poem Circus」を共同主催
   (翻訳の仕事が多忙のため、2017年3月 主催をおりました)

12歳より始めた詩をドイツ語と日本語で詩作
2014年 ドイツ語小説の翻訳を開始 2017年に出版予定
2016年7月 第一詩集『DANCE AGAIN』(土曜美術社出版販売)
   10月 歴程同人になる

ドイツ文学の翻訳(ペンネーム新朗 恵 あろうめぐみ)

2017年 西村書店 Root Leeb『HERO』6月出版 
「2018年若い人に伝えたい30冊の1冊」に選ばれました。
早川書房 SFローダンシリーズの訳者の一人になる