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言語造形人間学 ~声が小さい人が、伝えるコツ~

言語造形人間学 ~声が小さい人が伝えるコツ~
スイスで言語造形の大学へ行ったあと、ハンガリーで2年教え、
その後日本に戻り、早稲田大学へ入り、文学を学びました。

現代ドイツ文学や比較文学を学びましたが、
好きな科目をとれたので、いろいろな科目を取りました。

象に残ったのは、ある先生が
「この大学では声の大きい人の意見が通るんですよ。
学長はいつも声の大きい人ですよ」
という雑談の切れ端。その前後は覚えていないのですが。

さて、自分の意見が通らないなあと思っている方、
声が小さい可能性があります。
そんな方でも、今日は言葉を手渡すコツをお伝えします。

では声を大きくすればいいかというと、
1文くらいなら大きな声も出るでしょうが
ふだんの声の出し方を変えるのは、
自分の球形の成り立ちを変えることになるので、非常に難しいです。

声が大きい人は、実はいろいろなものを押しています。
シュタイナーはSprachgeist言霊は賢いと言っていましたが、
いわゆる日本で「押しが強い」この表現はその通りだと思います。

 

声が大きい人は、自分の身体性も内側から強く押していますし、
自分の周りの空気も押していますし
話し相手のことも押しています。
押すので、相手の話を聴くのは苦手です。

声が小さい方は、押せない場合もあるでしょうが、
そんな風に押すのが好きではないんですね。
それは良いことでもあるので、それでも言葉が伝わるには、
どうすればいいのか、コツを二つお伝えします。

一つ目は視線をあげること。
押しが弱い人は、視線もうつむきがち、
あるいは相手のいる方角からそっぽを向いています。
相手の方を見て、目を見なくてもいいですが、相手のいる方角を見てください。

もう一つは、間があいたら、タイミングを見て話し出すことです。
話を切り出すと言われているように、口火を切らなければなりません。
タイミングを見て、最初の一言を話し出すこと。相手が聴いてくれるのを待っていると
そんな間など見つからないまま、終わってしまいます。

押さなくてもいいけれど、相手に手渡す行為そのものは
必要です。

ではみなさま、よい週末を!

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