fbpx

国語力について

今回は国語力について。

基本的に語学が得意な人というのは、

耳がいいです。

聞いたことをそのまま言えちゃう。

聞く→話す→読む→書く

とう感じです。

とはいえ、言語造形家になって、25年、

3.000人ほどの方を見て、

才能によっていろいろだなあと

わかってきました。

とはいえ、

今日は別の話ですね。


大学入試などで

顕著になるものがあるんです。

国語力です。

国語って、

つまり

書いてある文章を読み解く力。

こういうとカンタンですけれど、

実は、難しい!!!

~~~~~~~~~~~~

問題の意味を伝えると……

~~~~~~~~~~~~

ほぼ同じ学力の子どもが

二人、いるとします。

ある問題を、

一人は解けて、

一人は解けない。

ところが

解けなかった子に、

問題の意味を

説明してあげると、

問題が解けた!!

こういうことって

あるんです。

学力はあるのに

いまいち、

問題の意味がわからない。

こういう例は

実際にあります。

いくつも、

あります。

問題の意味が

国語力のせいで

わからなのか?

それとも、

学力のせいで、

わからないのか?

それさえ、

わからないわけです。


こんな状況だと、

せっかく学力があっても、

最後の追い込みで、

成績が伸びません。

~~~~~~~~~~~~~

国語力の、豊かな土台とは?

~~~~~~~~~~~~~

国語力は、

どうすれば、

身に着けられるのでしょうか?

国語力はいろいろあります。

一つ言えるのは、

幼いころの

お母さんとの言葉のやり取りです。

大人になってからは

「詩」です。


意外かもしれませんが

「詩」です。

経済からほど遠い

「詩」というジャンル。

詩人は95%の人が

自費出版ですからね(私もそうです)。

経済性から

切り離されているのが詩。

だからこそ、

詩を書くとき、

こういったことが

わかりやすいんですね。

・その人が何を言いたいのか?

・どんな気持ち、

どんな途惑いや不安を抱えているから

この一行を書いたのか?

・どんなイメージなのか?

・作者はなにを求めているのか?

などなど、無数のことが

短い言葉のなかから、

混じりけなく

立ち現れてきます。

書いてあることが、

リアルになること。

それが読解力ですね。


言語造形は

朗読するときに、

まさに、これをしています。

書いてある言葉を音声にしたとき、

見えてくるものが、

言語造形ですから。

お母さんに、否定されずに

話をたくさん、たくさん、

聞いてもらった子どもは

基本的に読み書きか、

聞く話すの「読解力」があります。

大学入試になると、

ひっかけもあるので、

読解力が

本当に、本当にものをいいます。

詩を読みこんでいくと、

色んな体験をします。


たとえば、

たった一語で

詩が大きく雰囲気を変えたり、

最後のたった一行のせいで、

全部がお説教になってしまったり、

不要なおセンチだ、残念だ!と感じたり、

その逆で、

言葉にならない素敵な場所へ

連れていってもらったり。

自分自身が丸ごと、短い言葉のなかにいて

ことばの創る風景を歩いているみたいなんです。

まさに、言葉がリアル。

自分をそこまで入れて読むことが身につきます。

そして、そこから身を離して、

俯瞰して、こうしたらいいのにな、と

見渡せることもできるようになります。


といっても、「詩」

読んでいる方はまれだと、

わかっています(笑)

どこから始めればいいのか?

それは実際のコースの中でお伝えしています。


☆よろしかったらことばの学校ヴォルテのメルマガをどうぞ!☆

読者はのべ2万人以上です。無料です。

最初は人間関係の奥義、適切な距離感(バウンダリー)について動画でお伝えしています。

ヴォルテのオンラインスクールはこちらからどうぞ!

☆200人以上が学んでいます☆