今日は人生の旅路について。
今日はあなたと
声で一生をめぐる旅にでますよ。
ついてきてくださいね!!

◆高みから深みへ、そしてまた高くなる
赤ちゃんの声は
なんともいえないですよね。
この世のものとは思えないです。
歩くようになると
声の質が変わってきます。
乳飲み子の声から
小さな子どもの声に
変わっていきます。
芯みたいなものが入ってくるんですね。
小さな子どもといっても
3歳の子どもと5歳の子どもでは
やっぱり声がちがいますよね。
そういった差をひっくるめて
子どもの声には特徴があります。
レモン色といったらいいのか。
柔らかくて、軽やか
重力やこの世の重さにしばられていません。
歳をとるにつれて
声はだんだんと重力を帯びます。
深みを増し、色をともない、
感情を担い、思いを吸い込み、
だんだんと低くなっていきます。
声は実にありとあらゆるものを吸い込んで
豊かになっていきます。
それが高齢になってくると
だんだんと声が細ってきます。
ふたたび軽く、高くなっていきます。
枯れる、とはよく言ったものだ、と
思います。
枯れる代わりのものが
あるかどうか、
そういう風に生きたかどうか、
それが人生の肝、
なんですよね。
さて、じゃあ、
子どもの声と高齢者の声、
比較してみましょう!
◆子どもの声と高齢者の声
高いといっても、
高齢者の声と
子供たちの声とは違います。
大きさや深み、
包み込むような感じ、
人によっては
傍にいたいなあ、
もっと聞いていたいなあ。
そう!
やさしい叡智が
振動しているような感じです。
そういったものがあります。
その人が話すと
なんだか安心する。
そうだなあ、と思える。
こんなおじいちゃん、
おばあちゃんになりたいと
思いませんか?
私は思います。
もしも長生きできるのなら、
そうなりたいな。
この世にお年寄りがいなくなったら、
ずいぶんギスギスするだろうな、
と思います。
子供たちの声には
穢れのない高みはあっても
人の心に染み入る深みや
包み込むような大きさはありません。
お年寄りの声も、子どもの声も
この世のもっとも低いところ、
受肉して、えっとつまり、
この世でバリバリ働く場所にいない。
それが共通しています。
だから
お年寄りが子どもの子守をしてきたのは、
理にかなってるなあと思います。
「こうなれるよ!」
と、なんにも言わずに伝えることになりますし。
◆声はあなた自身
声はとても個人的なもの。
肉体がなければ、ないもの。
その「声」も、生涯を通じて
変わっていきます。
声は「生きているあなた」そのものです。
ぜひ、大事にしてください。
声を使ってくださいね。
使うことでしか
伝わらないこと、
変わらないこと、
わからないことって、
あるんです。
あなたが
自分の声が好きじゃないのなら、
ぜひ、声を使ってください。
生きている間にしか
できないこと。
でも、日々、してることで、
すぐにでも試せることです♪
ここで読んだことを
日々、試してください。
最初は人間関係の奥義、適切な距離感(バウンダリー)について動画でお伝えしています。

ヴォルテのオンラインスクールはこちらからどうぞ!
