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日常はワンダーランド 大きく分けて二つ! その1

日常はワンダーランド 大きく分けて二つ! その1
さて今日は小話のレッスンは終了にして、大きく分けて二つ!
このお話を開始していきます。

 

まず誰かが話しているとき、ご自分が話しているとき大きく分けて

 

1 何かについて描写

2 自分を吐露・自分から相手に働きかける

 

大きく分けるとこの二つに分けられます。

もちろんこれから、ほかの分け方もご紹介してまいります。

 

1 何かについて描写

何があったのか、見たこと、体験したことを話しているものです。

これは叙事文学と言われています。シュタイナーは言葉の基本は叙事と言っています。

それって言葉は信頼、安心ということなんですが、このことについてはまた別の機会に

お伝えしたいと思います。

 

叙事文学というと代表は平家物語です。でも日常と結びつかないので、叙事的な言葉の例をご紹介します。

仲のいい人に「ねえ、ねえ聞いてよ、こんなことがあったのよ」と言って、起こった事を話す。

あるいはお子さんをお持ちの方、学校から帰ってくると子供たちがまとわりついて、
いろんな話をしてくれませんか?家事が忙しくて、ふと気が抜けると
「ねえ、聞いてる?」と直ぐにわかってしまいますね。

こんなふうにお子さんが学校やお友達と体験したことを
話したいお家、話したい状態は基本と言っていいほど大切です。

もちろんどんな風に物事を話すか、どの立場から話すか
によって、語り手は自分を大きく反映させますが、
叙事の場合は語り手の感情は表立っては出てきこないといえます。

 

2 自分を吐露・自分から相手に働きかける

 物事を描写したり、物事を伝える叙事に対して、
自分の気持ち、自分がどうかを伝える叙情があります。
その人がどう感じているのか、どう判断しているのかを話しているのですね。
こちらの代表的な古典は「春はあけぼの」で有名な『枕草子』です。

そしてもう一つ言葉がする大きな効果は、お願い、命令、質問などの
直接的な働きかけです。窓を開けてもらえる? 今、何時ですか? などです。

私たちがふだん話しているとき、大きく分けて、この二つがある。

みなさんはどちらが多いでしょうか?

そして今話している相手は、どうでしょうか?

それではよい週末をお過ごしください!

言語造形人間学について
言語造形人間学は小野恵美のオリジナルの造語です。
シュ タイナー夫妻の始めたこと ばの芸術、言語造形を20年間実践し、ことばの音(子音、母音)と身体や動き、意識との関係、人間の成長との関係などを研究してきました。お話を教えるこ と、オリジナルの言語造形練習文を個人レッスンで各自に適応することで、その確実さを確認してきました。言語造形人間学は、シュタイナーの言語造形の精神 が結実したものです。ヴォルテのレッスンは、言語造形人間学に基づいて行われます。またヴォルテの上級クラスでは、集中講義としてその理論の講義を受ける ことができます。

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