言語造形人間学 積み上げ可能な、一年の抱負
WORTEでは毎年新年最初の講座で、
一年の抱負を一人一人に聞いています。
恒例のレッスンです。
今日は一年の抱負のレッスンをお伝えします。
漠然としないために分野を決める
ストーリーテラーになるためのステップに限定して、考えてもらいます。
といっても、2年3年たつうちに、
ふだんの生活にも、人生の流れに深く関連していることがわかります。
同じ自分なので当たり前なのですが、抱負を決めるときに
分野を決めておくと、散らないのでおススメです。
流れを見る
毎年しているので、ここ2,3年の歩みを振り返って、
その流れをアウトラインで見ていきます。
何ができたのかな
自分はどこにいるのかな、
こに行きたいのか
と感じ、考えます。
圧縮は力なり
それをさらに一言にまとめるます。
一言の抱負に圧縮するために、さらに考えたり感じたりします。
これがいいのです。
そして二分ずつペアと話し合って、それからクラスの皆の前で二分の持ち時間で発表します。
なぜ二分?
二分はきちんと考えて話をすると、かなり長いです。
何も考えず話し出すと、同じことを繰り返したり、
話が長い人だと15分話しても何がいいたいのか
わからない場合があります。
抱負の力
面白いことに、抱負が一年間のなかで支えてくれることがあります。
道に迷ったときに、道しるべになってくれるのです。
今日は昨日の講座から、抱負をご紹介します。
Aさんの例
2013真ん中に立つ→2014断る→2015時間を大切に→2016ふんばる
この方は、最初自分がどんな状態になりたいのかに目をつけました。
2013「真ん中に立つ」となりました。
真ん中は前にも後ろにも、上にも下にも、右にも左にもいかれる、ニュートラルなゾーンです。
そして翌年そうなるためには練習時間が必要なこと、
でも生活を変えないと練習時間を取れないことに気づきました。
なぜ時間がないのか?考えたそうです。ふ
だん、断り切れず、保護者会などの用事をどんどん受けていたようです。
そこで「断る」を2014年の抱負にしました。
そして2015年は断るだけではなく、
そうやって作った「時間を大切に」しようと思われたそうです。
稽古の時間だけではなく、働いているときも、家事をしているときも、
時間という要素を大切にしたいと思ったそうです。
昨年2016年は満を持してご自分のテーマに対応する抱負が出てきました。
この方はお話をするとき、ご自分が緊張して、声が高くなったり、肩に力が入ったり、聴いている人に届かないことがテーマでした。WORTEでは「ナレーターの位置」と呼んでいます。話すときの意識の位置のことです。
自分のテーマと向き合うコツ
それが問題だいうことはわかっても、
ではどうすればいいのか、わからない。
それは人間関係でも、自分の問題でもよくあることですよね。
直接問題に取り組む前に、周囲から地固めするように携わっていきました。
それがコツです。まずできることを一年かけてすればいいのです。
具体的で小さなことの方がいいです。
そして自分の身体感覚で「ふんばる」といいとわかったので、
2016は「ふんばる」でした。
2017その方の抱負は「全て出す」
お話をするため、お客さまの前に出たとき、
つい「ああ、もっと練習すればよかった」とかいろいろ思ってしまうそうです。
それらも含めて、もう練習できないのだから、
今持っているものをすべてお出ししようというお話でした。
さて、みなさんは今年はどんな抱負ですか?
一つ一つ、毎年毎年、積み上げるような抱負をひとつ、考えてみませんか?
よい週末を!
まずは
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