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WORTEのレッスン その3 「か、き、く、け、こ、の力」

WORTEの「言語造形人間学」 か、き、く、け、こ、の力
言語造形練習文では、一つ一つの音(子音や母音)の持つ意味から、
各自に必要な力を、筋トレのように身につけていきます。
どんな人にどんな音が必要なのか、
どこでつまづいているのか、
などをレッスンの様子、会話などから見ていきます。
今日は前回ご紹介したKについてもう少しご紹介いたします。

か、き、く、け、こ、の力
ふだんから振る舞いがもじもじしている方、決断力が弱い方、
あるいは迷っていてなかなか、踏み出せないシチュエーションで、
力になってくれる子音のひとつが「K」です。
日本語ですと「か、き、く、け、こ」です。

K(か、き、く、け、こ)のい力
Kは構造をはっきりする力を持っていると
シュタイナーはKについて述べています。

迷っているのは、何が一番大切なのか、はっきりしないことです。
すると質問に答えたり、きっぱり行動することが難しくなります。
構造が明晰でないとは、本質的なことと、それほど本質的でないことの
区別がつかない状態とも言えます。

お話のレッスンで答えられなかった生徒さん
昔話のグループレッスンをしていたときのことです。
簡単なことを質問したのですが、ふだんから迷いと戸惑いの動作が多い生徒さんが
答えられなかったので、「こら、こっち、こい、こぞう」という練習文を1回、動き付きで
してください!とお願いしました。

生徒さんはすぐに一度してくださったので、
すぐに同じ質問をしました。すぐに答えられました。
Kの音をすることで、その力の筋トレのように、効果が発揮されたのを
目の当たりにして、ほかの生徒さんが驚いていらっしゃいました。
30秒前には答えられなかったのに、即答!の流れに、
驚かれたのだと思います。

Kは蹴る
Kの動きの本質は、蹴ることです。
蹴る動きを足でしたり、肘で肘鉄をする動きと合わせて、
カ行の頻出する言語造形練習文を発音してもらいます。

すると、決断したり、すぐに質問に答えられたり、
一度しただけでも、その効果が見られることがあります。

蹴るのが難しい方
蹴る動きなんて簡単かと思いきや、ついつい違う動きをしている方がいます。
蹴ろうとして高く持ち上げた足を、地面に下ろす直前にそっと置いてしまったり、
途中で力を抜いてしまったり、足を上げるように意識がいってしまったり、
その人ごとに様々な癖が出てきます。
前出の生徒さんは、そっと足を置いてしまう癖があったので、
そこを直していただきました。

言語造形練習文にはその方の癖が濃厚に出ます。
そこで、練習文を媒介にして、普段の生活でも垣間見られる心のクセ、
意識のクセのバランスをとっていくことが可能です。

Kの練習文で、「面接が苦手だったのですが、それほど心配なくなりました」
という方もいらっしゃいます。

言語造形では、自分を楽器にしていきます。
どんな音が出て、どんな音が出づらくて、
どうすれば、一曲の曲が最初から最後まで弾けるのか、
言葉を通して自分を知っていき、自分を楽器として奏でられるようになる。
お話を朗読したり、素話するには必要なことですし、
普段の人間関係も自然と変わっていきます。
自分との関係が変わっていくからですね。
WORTEではそんなことを目指しています。

言語造形人間学について
言語造形人間学は小野恵美のオリジナルの造語です。
シュ タイナー夫妻の始めたこと ばの芸術、言語造形を20年間実践し、ことばの音(子音、母音)と身体や動き、意識との関係、人間の成長との関係などを研究してきました。お話を教えるこ と、オリジナルの言語造形練習文を個人レッスンで各自に適応することで、その確実さを確認してきました。言語造形人間学は、シュタイナーの言語造形の精神 が結実したものです。ヴォルテのレッスンは、言語造形人間学に基づいて行われます。またヴォルテの上級クラスでは、集中講義としてその理論の講義を受ける ことができます。

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