過去、いろいろ伺った悩みのなかで多かったのが、
「言いたいことが伝わらない」でした。
これは辛いですよね。

お一人ずつが悩みを話してくださる間、
言語造形的なリサーチをしていました。
原因は二つありました。
1 ご自分の発言が、そのまま伝わっていない印象がある
2 自分が言いたいことを、まとめられていない
実はこの二つは、対処方法が全く違います。
長くなるので
1つ目の方だけ、見てみましょう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 ご自分の発言が、そのまま伝わらない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ズバリ、申し上げると
「言い方と内容が、一致していない」
これがこの悩みの原因です。
普通、たいていの方は、
内に入る力と、外に出る力の二つを
持ち合わせています。
そのバランスがとれていないのですね。
簡単に言うと……
ふだん、ゆったりするのが体質としてお好きな方が、
きっぱりはっきり言う力を持ち合わせている場合です。
わかりづらいので
ちょっと詳しく見てみましょう。
◆内容と話し方の合致はだいじ◆
こういう方の場合は、
本当はふわっとやさしいことを
言っているつもりが……
言い方がきつくなっていたり、
選んだ言葉そのものがきつかったり……
相手との距離をつめすぎていたり、
声が大きすぎて
聞き手が圧迫されていたり、
そういったことを
いつの間にかしてるんですね。
「自分がどう話しているのか?」
内容と、話し方の合致って大事です。
それが悩みの原因だったりします。
◆相手の間合いにも気づけるようになる◆
朗読や素話、素語りのレッスンが
いいのは、
こういったことに
いつの間にか気づくからなんですよね。
だから、お子さんやパートナーが
どんな間合いで、
どんなトーンで話しているのか?
言語を造形している魂そのものを
聴けるようになります。
すると、人間関係って
変わっていくんですね!
自分にもだんだん自信が出てきます。
言語造形は一人一人の
意識の体にアプローチします。
だから、確実に成長していかれます。
こんな風に、伝わるコミュニケーション/人間関係/話し方には
大切なことがたくさんあります。

