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言葉の力:言語造形人間学 ~多読を生かすのに必要なものは?~

言語造形人間学~多読を生かすのに必要なものは?~
こんにちは

夏真っ盛り、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

前回はまずは10冊読むと、見渡せるよ、という話。
つまり多読の話でした。
今日はそんな多読が意味をもつには、という話をします。

10冊ということで、知りたい分野のたびに
どんどん10冊読んでいく。
そんな多読スタイルだけしか知らず、
それを我流でつづけていくと……

自分の好きなものだけを、
つまみ食いする読み方になってしまいます。
ビュッフェにいって、大量に並ぶお皿から、
食べたいものだけをつまんでくるような。

大事なことや、メインを見逃してしまうこともあります。

精読をすると、読む力も、理解力も全く違います。
そのうえで多読をすると違います。
大事なことが、向こうからとびこんでくるようになります。

精読の方法はやはり何かを学んでいるときに、
その先生と一緒にするのをおすすめします。
自己流を越えるためにも役立つ精読なので、
一人でもできるでしょうが、一人では難しい。

言語造形は職人さんの養成のような
少人数なので、その逆から始まります。
そのうえでのべ1700名のレッスンを
ドイツ、ハンガリー、日本でしてきたので、
多読のようなものです。

精読というのは、辞書を調べて、
語の意味をひとつひとつ見てみる。
それだけではなく、書いてあることを映像にして考えたり、
音で考えたり、日々生きている自分の時間のなかに
そのたった一冊の本を読む時間を組み入れ、
自分の言葉で言い換えたり、
他の人とその本の話をしてみたり……。

その本に自分の時間を使うこと、
いわば、その本とともに生きることです。
時間は流れているだけではなく
意識的に使うことができます。

精読に値する本を一冊選ぶことも大事ですね。
それでは良い週末を!

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