テンポの話をしてきましたね。
実は外国暮らしは、
負荷がすごいのです。

外国語のなかに
身を置くことそのものが、
とても負荷がかかります。
わたし自身
ドイツ、スイス、ハンガリーに
10年、暮らしてきましたから、
身をもってわかっています。
今日の話は、
ホント、私以外は言っているのを
目にしたことがありません。
シュタイナーの言語芸術から言うと、
気、エーテル体への負荷がすごい。
外国語の音の連なりのなかに、
身を置いている。
自分が生まれ育った、
音の連なり、リズム、文法とは違う。
これって、
すごい負荷なのです。
わたしももちろん、
ドイツ語圏が好きで、
ずっと生きていく。
と、思っていた時期もありました。
外国暮らしが
ぴったりの人もいると思います。
でも、
本来の自分を
見失う方もいます。
健康を害する方もいます。
自分らしさにベールがかかる。
だから、
自分で「自分」の良さを考えたり、
日本語の文字に触れるなど、
工夫が必要です。
このテーマは
知性の発達にも関係があり、
大事なのですが、
本当に細かなところでは、
アドバイスが個別なので、
個別で語らないと意味がないです。
とはいえ、
大まかな傾向があります。
今日はその話をします。
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18歳まで過ごしたことばの
音の世界から
離れて、暮らすことは、
負荷がかかります。
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わかりづらいですね。
たとえば、
18歳まで、
鳥取、神戸、山梨、大島、など
地方で過ごして、
その後は大学で上京して、
ずっと関東です。
外国語だけでなく、
方言にもあてはまるんです。
言語造形で鍛えた耳で
拝聴すると、
ああ、この方は
外国に暮らしているのと一緒。
そういう面があるんです。
だからあなたも、
現在暮らしている場所で、
18歳くらいまで育ったのではない場合、
お国言葉を
定期的に耳にする機会をもうけてみてください!
気張っていたのがほぐれたり、
ほわっと優しい気持ちになったり、
考え方にエネルギーが入ったりして、
自然と、いろんな変化が起きますよ!
こんな風に、伝わるコミュニケーションには
大切なことがたくさんあります。
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