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褒めるを洗脳にしないで

さて、今日も

「褒める」シリーズですね。


褒めると、

子どもは基本、とても喜びます。


でもね、

褒められて嬉しくないことって、

ありませんでしたか?


いまでも、

ありませんか?

たとえば、こんなことです。


ほんとうはお母さんに

話しを聞いてもらいたかった。

それなのに

「あなたはいい子ね、

お姉ちゃんと違って、

  お母さんの言うことを素直に聞いて、

  本当にいい子」


こんな風に褒められても、

嬉しくないですね。

手放しでは、喜べません。


ふたつ、理由があります。

 1 お姉ちゃんを、悪いものの例に使っています。

2 お母さんの言うことをきくから、いい子ね。


今日は2の方を見ましょう。

「お母さんの言うことをきけば、いい子」

こんな風に、伝わるのが2です。

これは、制限付きの愛です。

いかがでしょう?

嬉しいでしょうか?


条件付きの愛ほど、

人を傷つけるものはありません。

具体的にお伝えしますね。


「お母さんの言うことをきく」

イコール 「いい子」

じゃあ、お母さんが言っていることが、

自分のしたいことや、性格、素質と違ったら?

はい、

その子にとって、地獄です。

だから、

こういう褒め方はある意味で、洗脳です。

子どもの自主性を奪っていく

恐ろしい洗脳です。

母の愛にくるん、と包まれているので、

なかなか、わからないで、

子どもたちは苦しんでしまいます。


自分がなにが好きか?

なにをしたいのか?


大人になっても、

見失っている方がたくさんいます。

そういう方は、

こういう条件付きの愛で育っている可能性が高いです。

褒められると嬉しいですが、

褒めることを悪用して、

相手の自由を奪っていく。


「褒める」とは、洗脳にもなりうるんです。

縛りにもなりうるんです。

本来は、相手をただ、認める。

相手のいいところを、発見して、言葉にする。

それだけのことなんです。

良いものにせよ、下心のあるものにせよ、

相手の柔らかいところに、入っていくのが

褒めことば。

だからこそ、

褒めることをテクニックでしてはいけないんですね。


褒めるのなら、

あなたの魂の一番柔らかな部分が、

いつも少し振動しているように、してくださいね。


こんな風に、伝わるコミュニケーションには

大切なことがたくさんあります。

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