AIと言語造形、今日はシリーズ2回目です。

AIって、人間には速すぎるんですね。
速いのが得意な人でも、
実はだんだん困難を覚えるほど速いです。
人間にしかない間合いが消えていっています。
◆「、」と「。」
どこでわかるかというと
講座で群読があるのですが
朗読していただくと、
「、」も「。」も同じ長さになっている。
もっと症状が進むと
「、」もないし
「。」もない。
そうです!
朗読の際の句読点で如実にわかります。
人生にも「、」を打つこと、
あるときは「。」を打って、
終わらせることが必要です。
シュタイナー教育は自由への教育と銘打たれています。
自分の人生で、「、」と「。」を絶妙に打っていく。
そんな風にも言い換えられます。
「、」と「゜」がなくなると
どうなっちゃうと思いますか?
◆自覚できていますか?
困っちゃうのは、
自分が困難な状態になっている。
と、自覚できないことです。
というのも、自覚は、
止まる力がないとできないことだからです。
止まれなくなる。
そうさせる力がAIにはあります。
ネットサーフィンが、止まらなくなる。
YouTubeを見るのが、止まらなくなる。
こんな風に止まらなくなる傾向が強くなる。
それが、ほかの領域でも
色んな問題を引き起こしていくのです。
◆できなくなるのは、どんなこと?
私たちは、AIに飲み込まれるように
・待つこと
・のんびりすること
・五感を使って味わうこと
・止まって考えること
・自分が本当は何をしたいのか
・自分はいま、何をしているのか?
・自分は今日、何をしてしまったのか?
などを自覚すること、感じることが
難しくなっていってるんですね。
これ、実は全部、意識がしていることです。
つまり、意識がマヒしていく!!
◆AIで麻痺するものは?
そうです。
意識の活用が難しくなるんです。
意識が麻痺してくる。
一番、怖いことです。というのも
AIがもっていないものが「人間の意識」だからです。
これがマヒしていくのは、あまりにももったいない。
そして、ピンチになっていきます。
だから、AIを使いすぎると、
疲れた、
ついていかれない。
そう感じるのは、ある意味で
健全な反応の表れです。
でもね、だからといって
「わたしは、AIの活用をまったくしない主義です」
というのも、困ります。
今の時代、ご自分は困らなくても、
その方に連絡をとるため、
ファックスを送るためにコンビニにいってくれたり、
まあ、相手の方がいろいろとしてくれているから、
ご自分は困っていないだけなんですよね~(^^;
コミュニケーションと経済は、同じ領域。
メルキュール、母音のI(い)、
惑星は水星です。
水星は、いまの時代を表しているんですね。
そこを完全に断つ。
それは、ちょっと答えとして、安直じゃないかな?
わたしはそんな風に思います。
果たして
「AIは使いません」
これが「答え」でいいのでしょうか?
そんな風に疑問に思っているわけです。
じゃあ、
意識を麻痺させないって可能なんでしょうか?
次回は、具体的な対応策をお伝えしますね!
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