少し前のこと、
生み出す力が魂の本質。
そんな話をしましたね。
(7月27日の記事をご覧ください。)

なにを生み出すのかというと、
「私たち人間が、
その一息、一息で生み出しているもの、
それが未来の地球を創る」
これは、シュタイナーの壮大な宇宙論。
初めて読んだとき、
私はその壮大さと
人間であることの責任に、
「ズキン!」
と、驚きました。
一息一息でわれわれ人間が
この世に、
常に生み出しているものを
シュタイナーはエレメンタル(Elementar Wesen)
と呼びました。
このことについては、ここまでにして
言葉で大事な「愛」の要素について
お伝えします。
こういう壮大さで考えることのメリットは
いろんなことが
「小さいことだ」
と、とっさにわかることです。
今日からは、
「ウィンウィン」ということば、
そして経済について、お伝えしますね。
「ウィン ウィン」って
よく言われることばなんですが
ご存知ですか?
あなたも得して、わたしも得する
そんなことばなんです。
聞いたことは、ありますか?
Win,Win(ウィン、ウィン)というのが
魂と魂の関係から見ると、
ちゃんちゃら、おかしいということが
よくわかります。
え、なにが悪いの?
そう思った方もいるかもしれません。
仕事や知人なら、
それで、距離を調整すればいいかもしれません。
けれども、
魂はその法則では
生きていないんですね。
ウィン、ウィンは
「私、これあげるから、
あなた、これ、ちょうだい。」
という考え方。
二人とも、得するから、いいでしょ?
ってこと。
子どもか!
ツッコミを入れたくなります。
というのも
Win,Win(ウィン、ウィン)は
もともと経済のことばなんですね。
でも、
魂の原則とは違う。
そうなんです。
いまある経済の形と
魂の生きる法則は
違いますね。
そこに、
私たちの苦悩がある
と言っても過言ではありません。
経済は、
無視したら魂が成長できない
とても大事な一部です。
でも、一部であって、
すべて、ではないんですね。
だから私は「ウィンウィン」
という人がいたら、
自分の気持ちが
すーっと醒めていきます。
ちょっと注意しています。
もっと醒めてしまうのが
「クレクレ星人」
なんでも、無料で得しようという
毒にやられているからです。
どちらも、
魂の本質を、
私とは違う風に考えている人、です。
そんな人間関係は、
知人どまりにしておきたい。
続きは次回。
ことばとお金の関係について。
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最初は人間関係の奥義、適切な距離感(バウンダリー)について動画でお伝えしています。

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